潰瘍性大腸炎

【潰瘍性大腸炎になって思ったこと】手放すということ

「潰瘍性大腸炎になる人は拗らせている」

私が通っている治療院の先生から聞いた言葉です。
わが身を振り返ってみても

「確かに!」

と思います。
私自身もかなり拗らせていたと思います。
(今も拗らせていますが、大分マシになりました)

拗らせるってどういうことかと言うと

手放した方が良いものを頑なに手放そうとしないこと

だと思ってます。

例えば自己批判

自分が出来ないことを理由に自己批判
頑張れないことを理由に自己批判
自分のせいじゃないのに全部自分を悪者にした方が楽だから自己批判

明らかに有害だと分かるのに手放せないですよね。

手放そうとしても、頑固な汚れのようにべったりと自分にくっ付いて手放せない。
そういうものが蓄積していくにつれて、自分自身の本質にまで影響を与え
歪んで行ってしまう、そういう物だと思います。

少なからず、今を生きている人はこのような物は誰でも抱えていると思います。
ただ、潰瘍性大腸炎になるような人は、これが特に顕著なんでしょう。

大腸は消化吸収したものを出すための器官です。
そんな器官に異常が発生してしまう、潰瘍性大腸炎には何か関連性があるのではないかと
思ってしまいます。

何が原因か

要因としては、育ってきた環境が大きいのかなと思います。

例えば「家庭環境」
親からの影響というのはかなり大きいかと思います。

私自身で言えば、家族間の仲は悪くはありませんでしたが、生き方については
ネガティブ思考寄りだったかなと思います。

他人に迷惑をかけてはいけない
長男なのだから、しっかりしないといけない
目上の人の言うことは聞かなければならない

みたいな感じで

「~しなければならない」

という、ルールに縛られていたように感じます。

明確に両親から教えられたわけではないですが、両親の生き方を見て
その様に察してしまったという感じでしょうか。

今思えば、両親の生き方はとても辛そうでした。
しかし、当時の社会ではそれが当たり前だったし、そういうものなんだという
思考で固定されてしまっていたので、疑うこともありませんでした。

つまりは、固定観念ってやつですね。
そうしなければならない、そうであるべきだという生き方が
強く刻み込まれてしまったのだと思います。

なぜ手放せられないのか

固定観念というやつは、なかなか崩すことが難しい
ある意味、「呪い」に近いもののように思います。

ドラゴンクエストの「呪われた装備」のようなものです。
装備すると、ある意味トラウマ的効果音が鳴って「あなたは呪われてしまった!」
というやつです。

呪われた装備を装備すると自力では外せず、特殊な方法をとらなければなりません。
固定観念もそのようなもので、一回身に着けてしまうと
自力で手放そうとしても外すことが難しい。

そして、さらに厄介なのがその呪われた装備を「だいじなもの」だと
思い込んでいる場合です。

だいじなものだと思い込んでいるわけですから、捨てようとしても

「それをすてるなんてとんでもない!」

と、言って手放せない。

それが自分の世界の中での「ルール」になっている以上
手放せないのです。

手放すためには

手放す方法としては

①専門書を読んで実践する
②専門家の治療を受ける
③所属するコミュニティを変える

この3つかなと思います。

①専門書を読んで実践する

自力で何とかする方法になります。
自分で手放したいものを分析し、それに対応した本を読み
トレーニングを行うことで、手放す方法を身に着けるといった感じです。

感覚としては、筋トレに近いかと思います。
毎日コツコツと本に書かれていることを実践し続けることで
手放す方法を身に着けるといった感じです。

自力でできるので手軽にできますが、その分効果がでるまでに時間がかかります。
また、前述の「呪われた装備でかつ、だいじなものと思い込んでいるもの」の場合
これは自力で手放すのはかなり難しいです。

②専門家の治療を受ける

潰瘍性大腸炎のような難治性の病気の治療を専門とする治療家に
治療してもらうという方法になります。

私も今も通わせていただいてる治療院があります。
今はインターネットで探せば色々と見つかるかと思います。

自力での治療が難しい、「呪われた装備でかつ、だいじなものと思い込んでいるもの」でも専門家の方に治療してもらえれば、手放すことができます。
いわば解呪魔法を会得しているといってもいいでしょう。

ただ、注意しなければいけないのは
本物の治療ができるのか見極める必要があります。

精神的な問題を扱うので、スピリチュアル的な要素も関係してくる場合があります。
場合によっては怪しい宗教だったり悪徳業者の餌食になる可能性があります。

なので、自分で慎重に見極める必要があります。

③所属するコミュニティを変える

ここでの所属するコミュニティとは、例えば友達グループのようなものから
会社など、普段から繋がりが深いコミュニティのことを指します。

コミュニティは一つの国みたいなもので、変えるだけで
そこに所属する人達の価値観が全く違うなんてことはよくあります。

私も田舎で田んぼ作業を体験するMy田んぼという活動に参加した際に
今まで考えたこともなかった価値観で生きている人たちと出会いました。

そこで出会った人たちとも、まだ繋がりを保っていて
今は年に数回程度ですが、活動に参加させてもらったりしています。

「あなたが最も多くの時間を過ごす5人の人間の平均があなたです」

なんて言う名言があります。

自分とは違う価値観を持つ人と良い関係を築ければ
その人からの影響を受けることになります。

そしてその影響が良いものであれば
ポロっと勝手に手から滑り落ちるように手放せることがあったりします。

人からの影響というものは、良くも悪くも侮れないのです。

手放した先は

自分にとって不要なものを手放す瞬間はとても辛いことでもあります。
特に「それをすてるなんてとんでもない!」と思ってるものほど辛いものです。

そういうものは、長年べっとりと自分にくっ付きすぎて
もう自分の一部になっています。

そんなものを引っぺがそうとすれば
自分の一部を引っぺがすことになるわけですから
とんでもなく痛いです。

なので一時的に症状が悪化することもあります。
でも、その痛みを受け入れることが生きることなのではないか
私はそう思います。

今の私たちは、ぎりぎりまで持てるものを常に背負って生きることを
良しとして生きています。

その結果、今持っているものでいっぱいいっぱいになってしまい
新しいものを取り込む余裕がない状態です。

だからこそ、自分に必要ではないものは手放すことで
新しい価値観や、生き方を手に入れることが必要なのではないでしょうか。

それを教えてくれたのが潰瘍性大腸炎だったんだなと思います。