雑記

初めましてと言うか、お久しぶりと言うか

初めましての方は初めまして、そしてお久しぶりです。
草なぎです。

約2年前ほど前にブログを立ち上げましたが、すぐに投稿をやめてしまい
その後、消息を絶っていましたが戻って参りました。

その間に何があったのかは、また追々お話するとして

当時のブログ記事は全て消失してしまったので
また一からのスタートということになりました。

ということで、まずは自己紹介とさせていただこうと思います。

20代中盤頃に私は「潰瘍性大腸炎」という、難病指定されている病気を発症しました。

どういう病気なのかと言いますと、大腸にやけどのような潰瘍ができてしまい
腹痛、血便や下痢を繰り返すという病気になります。

病気の原因は不明ですが、自分の免疫が自分自身を攻撃してしまうという
「自己免疫疾患」の一種であると言われています。

この病気で有名人で言えば、元総理大臣の安倍晋三さんや、youtuberのもこうさんなどと
同じ病気になります。

難病と言われている割には、腹痛とか、下痢とか、血便は普通なることもないし
症状にあまりインパクトを感じないかもしれません。

実際、症状には個人差がありまして、軽症であれば
ちょっとお腹が緩いレベルの人もいます。

しかし、大体は
地味にじわじわとボディーブローのように効いてくる
病気でして、普通の生活が困難になるほどの病気でもあります。

私の場合はですが、一番ひどい状態の時は
まず、便器が真っ赤に染まるほどの血便がでました。

そして腹痛
内側からなにかゴリゴリと削られるような痛みに毎日耐えなければなりませんでした。

実際削られていたんだと思います。
先ほど、大腸にやけどのような潰瘍ができると言いましたが
想像してみてください

胃や小腸で消化吸収しきれなかった不要物が
やけどしている上をゆっくりと通っていくのです。

「傷口に塩を塗り込む」なんて言葉がありますが
まさにそんな感じです。

24時間、寝ている時も痛みに起こされ
まともに眠れない

そんな状態に数か月耐えた時期がありました。
そして、入院してなんとか投薬治療で症状が治まり退院しても
症状悪化を何度も繰り返すという、永遠に終わらない悪夢
のような時間を体験することになりました。

そんな感じの生活を続けると、じわじわと効いてくるんです。
ネガティブな影響

まず、仕事が出来ない人間になりました。
異動になったから、新しい仕事に慣れなかったというのもありますが
頻繁に症状が悪化するため、まともに仕事が出来ない

そうなると、なかなか仕事も上達できません。
そんな状態が続くと、自己肯定感が急落していくんですよね。
そして

「この程度のことができないなんて、なんてダメな人間なんだ」

というように、毎日自己否定をするようになっていき
生きることが苦痛になってしまいました。

潰瘍性大腸炎は難病で、明確な治療方法がないため
完治ができない。

一生付き合って生きていかなければならない。

そんなの、もうどうしようもないじゃないかと
絶望していた時期がありました。

しかし、ふと思ったんです。

「本当に完治させる方法はないのか」

事象が発生するには、必ず何かしら原因が存在します。
それはこの世のルールであります。

であれば、潰瘍性大腸炎にも原因があるのは確かです。
でも、それが専門家の先生でもわからない。

だったら素人の自分が分かるはずもない・・・

「でも、本当にそうなんだろうか」

始まりはそんな疑問からでした。
これからの人生、惨めに絶望する生き方を選ぶしかないのかと思うと

「そんな生き方いやだ!」

という心の声が聞こえました。
当たり前ですよね。だれでもそんな生き方したくはない。

だったらダメ元で色々試してみようと思い立ち
インターネットや本などを漁り、とにかく何か他に方法はないのかと
探しまわりました。

その結果、完治とまではいきませんが、今は症状も治まり
ほぼ健常者と同様の生き方ができるようになりました。

ここに到達するまでは色々とありました。
まるで深い真っ暗な谷底から這い上がってくるかのように。
今はやっと光が見える場所まで登ってこれたかなと言うところで
まだまだ山頂までの道のりは果てしなく遠く、目視すらできません。

そんな状況ですが、まだ暗い谷底にいる人たちに
せめて光が見える場所までの登り方をサポートできないかなと思い
再度、ブログを書いてみようと思いました。

前回は、義務感的な感じで

「やらなければならない!」

みたいな感じで肩を張りすぎたかなと思うので
今回は自分の負担にならない程度にやってみようと思います。

また、日記的な記事や、私の趣味である「ゲーム」なども
織り交ぜで自由気ままに書いてみようと思います。

今後も宜しくお願いします。