潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎が再燃しました

タイトルの通りになりますが、潰瘍性大腸炎が本格的に再燃し
1月13日~2月3日まで入院していました。

現在は自宅療養をしているところになります。

まさか入院が必要になるまで再燃するとは思ってもいませんでした。
これまで、健康的な生活を心がけていて
正直、「もう潰瘍性大腸炎は手放した」と思っていました。

さらには、仕事を辞め、これからやりたいことをやろうとしているタイミングで
再燃し、直近で予定していたことも全て白紙になりました。

あまりにも突然で、思っても見なかったことだったので
今回ばかりは心が折れそうになりました。

しかし

「この再燃にも何か意味があるんだろう」

と思うことで何とか折れそうな心をつなぎ留めましたが

「だとしても、何でもう一生味わいたくないこの苦しみを
今になって味あわせようとしてくるんだ」

と、とても受け入れることが出来ませんでした。

でも、ここで受け入れられなければ
これからの人生を諦めるしかなくなります。

諦めることはしたくなかったので、「この再燃にはどんな意味があるんだろう」
と、とにかく考えることにしました。

幸い、時間はたくさんあります。
「どうせ入院中は何も出来ないんだから、とにかく考え続けよう」

それから毎日、「この再燃にはどんな意味があるのか」
に思い耽ることになりました。

湧いてきた強い憤り

「この再燃にはどんな意味があるのか」

考えてもすぐに答えが出るようなものでもありません。
禅問答のようなものです。

答えなんてないのかもしれません。
でも、何かしらの答えを出せれば今回の再燃・入院について
納得が出来ると思ったんです。

答えがなかなか出ない中
ふと、自分の生きる上で大切にしている価値観について
思うことがありました。

私が一番大切にしたいと思っている価値観は「自由」です。
これは会社を辞めた理由の一つでもありました。

私が思う自由の定義とは「自分の理由で生きる」です。
誰かの理由だったり、評価に関係なく自分から湧き出る理由で
生き方を決め、行動する

こんな生き方をしたいと思い、会社を辞めることにしました。

でも、今の自分はどうだろう
自由とは全く正反対の生き方をしているんじゃないか?

しかも会社に所属していたころよりもっとひどい状況じゃないか

潰瘍性大腸炎は自己免疫疾患と呼ばれる病気の一つです。
免疫機能が自分自身を攻撃してしまう病気です。

こんな「自分を自分で縛る」ような生き方を何で選んでいるんだ
という、自分自身に対する憤りを感じました。

しかし、ここで憤ってるだけでは何も変わりません。
これこそが自分自身を否定・攻撃するような行為なわけで
まさに潰瘍性大腸炎の症状なわけです。

そこで、冷静に考えてみると「自分で自分を縛る」というワードが
何か引っかかる感じがしました。

会社を辞めてから、やりたいことをやるぞ!と意気込んではいたものの
実際のところ何もやってはいませんでした。

正直なところ「不安」が大きかったんです。

お金に対する不安
自分の選択が間違っていなかったかという不安
周りのみんなと違う道をいくという不安

このような不安に足がすくみ、何も行動が出来ていませんでした。
つまりは「自分で自分を縛っていた」というわけです。

この考えに至ったとき、スッと何か一本の線が通った感じがしました。
今回の再燃はこれを伝えたかったのかと

そしてもう一つ、強い憤りを感じることがありました。
それは病院での治療についてです。

病院での治療は投薬治療が基本となります。
潰瘍性大腸炎の治療方針は「免疫力を抑え込んで症状を抑える」
ことに終始注力することになります。

今回の私の治療方針もそうでした。
ステロイドと呼ばれる炎症を抑える薬が治療のメインとして使われました。

しかし、私はこのステロイドに対して抵抗性が強く
あまり効果が期待できない体質です。

80mgという高容量のステロイドを使用しましたが
これだけでは症状を抑えきれず、追加で免疫抑制剤のプログラフカプセルというものを
使用することになりました。

これが効いたのか出血も止まり、痛みも大分楽になりました。
それからは順調に回復し、ステロイドが30mgまで減らせた時点で退院となりました。

この部分だけ見れば、一件落着みたいな感じに見えますが
私はこの治療の仕方について、言いようのない憤りを感じました。

ステロイドや免疫抑制剤の作用として「免疫力を抑える」働きがあります。
感染症にかかりやすくなったり、傷が治りにくくなったりと
「自力で治す力が削がれてしまう」のです。

最終的に病気を治すのは自分自身の治癒力が必要になります。
ですが自力で治す力がなくなってしまえば、病気を治すことも困難になります。

結果、薬を使い続けるしかないということになります。
これが「潰瘍性大腸炎は治せない」と言われる要因でもあるのでは
ないでしょうか。

これらのことから

「西洋医学での治療が第一候補となっている現状って本当に正しいんだろうか?」

と言う思いが溢れてきました。

西洋医学自体がおかしいとかは思っていません。

細菌やウィルスが原因の病気に対しては薬を使用するのが
最適だと思いますし、大きなケガやすぐに処置しないと命に係わる
病気などは、まさに西洋医学のおかげで命が助かった、ということも
あると思います。

ですが、潰瘍性大腸炎のような原因が良く分からない
症状を抑え込むだけで、治すことが出来ないという病気に関しては
西洋医学が最適なのか?と疑問に思ってしまうのでした。

自分に出来ることをやってみる

これら二つの憤りに関して、さらに深堀してみると
共通点があることに気が付きました。
それは

自身の選択肢が狭められてしまう

という点です。一つ目は
「自分で自分を縛ることで、自ら行動することを止めてしまう」

二つ目は
「薬に頼らなければならず、病気も治らないため、行動範囲が制限されてしまう」

つまりは

「自由に生きることができない」

ということ。
私の価値観と真逆の生き方を強制されること
これが私が憤りを感じる理由なんだと思います。

私と同じような憤りを感じつつも
「治らないんだからどうしようもない」と諦めている人が多いと思います。

勿体ないと思います。
私と同じ価値観を持っているのに、諦めてしまう人を見ると
歯がゆさを感じます。まだチャンスはあるはずだと

それを証明するために以下の目標を立てました。

潰瘍性大腸炎を治し、最速で健康を取り戻す!

そのための第一目標として

西洋薬を全て止める

ことを第一目標としました。

西洋薬を止められないと、免疫力が低下したままになってしまいます。
そうなると自己治癒能力も低下し、いつまで経っても
自力で治すことが出来ません。

また、感染症にかかりやすくなるため、人が多い場所へ行くことを避けたり
など、行動範囲に制限を掛けなければならなくなります。

以上から、まずは西洋薬を止めない限り
先に進めないと判断しました。

以下が西洋薬を止めるための具体的なプランになります。

①バランスのよい食事を心がけ、体力をつける

②東洋医学的療法で治療する

③栄養サポートにサプリ・補助食品を取る

④負担にならない適度に体を動かす

バランスのよい食事を心がけ、体力をつける

潰瘍性大腸炎の食事は「高カロリー」「高たんぱく」「低脂質」が原則とされています。

絶食からの回復食としては、これらのような食事は最適だと思いますが
ずっと続けていると

・食べるものが同じになりがちになってしまう
(栄養が偏る、腸内細菌の多様性が減る)

・消化吸収能力が衰える
(食べても栄養にならない・食べられるものが限定されてしまう)

のような弊害が出ます。

人間の体は、色々なものを食べて
それをきちんと消化吸収し体を構築する物質に分解・再構築することで
健康な体を保っています。

なので、症状が安定してきたら少しずつでも
色々な種類の食べ物を食べ、食べる量も少しづつ増やすということを
していくことが大切だと考えます。

ただし、精製された砂糖を使用した食べ物や
明らかに体に悪いジャンクフードなどは控えます。

②東洋医学的療法で治療する

今回の治療でメインになる治療法になると思います。
元々、東洋医学的療法でこれまでも治療をしていましたが
精神面に対してのアプローチに特化した治療を行ってました。

その治療法でしばらくの間症状は安定していたのですが
今回再燃してしまったので、新しいアプローチとして、肉体に直接アプローチをする
「針灸治療」を試します。

「針灸とか東洋医学ってうさん臭くない?本当に効くの?」と思うかもしれませんが
私は、潰瘍性大腸炎のような慢性的に炎症の続く病気こそ
東洋医学が最適なのではないかと思っています。

実際に今現在2回ほど治療を受けましたが
確かな手ごたえを感じています。

今後も治療を続け、自分自身を実験台に
「東洋医学の治療が第一選択肢として最適である」
という仮説を証明できたらなと思います。

③栄養サポートにサプリ・補助食品を取る

食事では摂取しにくい栄養素を摂るためにサプリメントと補助食品を使用します。
選択の目安として

・消化吸収能力をサポート・強化できる
・潰瘍性大腸炎患者に不足気味とされている栄養素

を目安とします。

以下、上記目安を満たすサプリメント・補助食品になります。

・梅肉エキス

消化吸収能力のサポート目的
他にも整腸作用・抗菌作用など、胃腸に良い効果をもたらす
作用があります。

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・ビタミンD

ビタミンDの欠乏が潰瘍性大腸炎や他炎症性腸疾患の悪化リスクと
関連があることが分かっているため、サプリで補給します。

免疫機能の強化や鬱症状の予防・改善効果も有り。

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・グルタミン

グルタミンは胃腸の粘膜再生の効果があり、胃腸機能強化のために
使用します。また、グルタミンを摂ることで風邪を引きにくくなるといった
効果もあります。

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④負担にならない適度に体を動かす

元々、毎朝筋トレやHIITトレーニングで体力を維持していましたが
3週間入院しただけで、ごっそりと体力・筋力が落ちてしまいました。
(ステロイドの副作用に筋力低下があるので、そのせいもあるかと思いますが)

自力で日常生活のタスクをこなすためには、ある程度の体力が必要になります。
なので、少しずつでも体を動かして体力を戻す必要があります。

登山を趣味としてやり始めたばかりでもあり
今後も続けていきたいと思っているので、そのためにも
治療の負担にならない程度に続けていきます。

西洋医学以外にも効果的な治療がある証明がしたい

今回の再燃を切っ掛けに、潰瘍性大腸炎を含め、慢性的な炎症で苦しんでいる方々に
「西洋医学以外にも効果的な治療がある」というのをどうしたら伝えられるかと
強く思うようになりました。

2年前くらいにも、このブログで潰瘍性大腸炎の治療方法として
私の体験談を通して伝えようとしていたことがありました。

ですが、その当時は伝えきれず、また私も根気が足りず
すぐに諦めてしまっていました。

西洋医学の治療は効果がはっきりとしていて、即効性があるため
とても分かりやすいし、エビデンスも理論的に証明されていたりします。
なので、どうしても西洋医学に頼ってしまうのは仕方がないことだとは思います。

ですが、潰瘍性大腸炎のような原因がはっきりせず、慢性的に炎症が続くような
病気は西洋医学では症状は抑えられても、根本治療が出来ないのが現状です。

症状は抑えられるので、生活に制限や我慢は必要になるけど
まあ生きてはいけるみたいな、「妥協した生き方」はできます。

でも、そんな生き方で満足できるんでしょうか?
自分が死ぬ直前まで、その生き方をし続けたとして
どう思うでしょうか?

私は嫌です。後悔しながら死んでいくのが目に見えてます。

そして証明したいとも思っています。
西洋医学以外にも効果的な治療があることを

そのうちの一つが
「東洋医学的な治療」だと思っています。

東洋医学は西洋医学と比べ、すぐに効果が出ない可能性が高いし分かりにくい
何よりイメージとして「うさん臭い」
だからあまり信用されてないというのがあると思います。

ですが、私は潰瘍性大腸炎のような原因がはっきりせず、慢性的に炎症が続くような
病気こそ、東洋医学的治療が得意とする分野なのではないかと思ってます。

西洋医学は、症状に対して治療のアプローチをしますが
東洋医学は症状はただの症状に過ぎず、その原因はほかにあるという見方で
アプローチをします。

ここにポイントがあるんじゃないかと思っています。

今の社会の原則と同じです。
多様性が進み、数えきれないほどの選択肢が存在するようになった世界で
一つのことに固執することがリスクとなっている時代です。

「狭い視野に囚われると、大局を見失う」

そのようなことが、これらのような病気にも当てはまる気がしてなりません。
ある意味、病気が「気づけ!」と言っているのかもしれません。

今現在、私は二つの東洋医学の治療院に通っています。
一つは「メンタル面の治療」をメインに行う治療院。
こちらは以前から通っている治療院になります。

今回の再燃に際し、「メンタル面だけの治療ではもしかして不足しているのかも」
と思い、肉体に直接アプローチする「針灸治療」を試すことにしました。

もちろん潰瘍性大腸炎の治療実績があるとうたわれている治療院です。
その実績は本当なのか、私の体を持って実証してみようと思います。

今後も定期的に効果のほどを報告していきます。
主にリアルタイムでの報告は、Xの方でしていこうと思っていますので
最新の報告を知りたい方はXの方の確認をお願いします。

https://x.com/accept_uc